2012年07月07日
太陽光発電システム2.7kw設置工事 糸魚川市内
少し前になりますが、糸魚川市内でソーラーフロンティア製2.7kwの
太陽光発電システムの設置工事を行いました。
月々の光熱費をできるだけ安くしたい、
原発の問題があり自宅で発電することに興味があったこと
この2点からまずは現場調査、お見積り、光熱費シミュレーションにて
ご提案しまして今回ご成約頂きました。
それでは工事の様子です。
まずは太陽光パネルを屋根の上に固定する金具を
取り付けていきます。
今回の屋根は金属横葺きです。
防水用のブチルゴムシートを屋根に貼りその上に固定金具を置いていきます
専用のビスを屋根に打ち込んでいきます。
ビスは確実に垂木に打ち込むようにし強度を上げます。
※垂木に合わせないで野地板にビスを打ってOKのメーカーもありますが
どちらの方が強度的に安心かは解りますよねえ・・・
ビス頭、金具の三方をコーキングしていきます
※こちらもコーキングなし、金具下のブチルシートの防水だけで
OKのメーカーもあります。
墨だしした位置に全ての固定金具を設置します
さらにその上に防水キャップを被せます。
ここまで厳重な防水対策をしている点がこのシステムを当店が推奨する理由です。
その上にパネルを乗せる縦桟を設置していきます。
ソーラーフロンティアの工法は横桟を使用しない工法です。
専用のワッシャとナットで固定します。
縦桟は長短2種類ありますので連結していきます
全ての固定金具、縦桟を取付けました。
落雷があった時の為に金具にアース線を接続していきます。
※ このアース線の接続忘れなのか、アース線を接続していない
現場がけっこうあるそうです・・・
架台の設置が全て終わり、いよいよパネルの設置です。
太陽光発電システムメーカーの中で唯一の化合物系CISパネルです。
パネル一枚につき4カ所確実に固定していきます。
パネルからのケーブルを屋根の上に転がさないように
架台に結んでいきます。
全てのパネルを設置したところです。
フラットなブラックパネルですから美観も良いですね
ケーブルを専用のPF管の納めて配線していきます。
こちらの地域は塩害地域となりますので
接続箱、パワコンは全て屋内設置となります。
屋内廊下に設置した接続箱とパワーコンディショナーです。
隠蔽できなかった配線はモールに納めました。
既存の配電盤横に新たに太陽光発電用のブレーカーを取付けました。
左が太陽光用ブレーカー、右は漏電ブレーカーです。
屋外にある電気メーター器です
右側が今回新しく取り付けた「売電用」のメーター器です。
これで発電した電気をまず家庭内で使い、余った電気を
東北電力さんに売ることができます。
工事全て無事完了し順調に発電を開始しました。
当店へ太陽光発電システム設置をご依頼頂きありがとうございました!
<補助金>
糸魚川市 189,000円
国 94,000円